高血圧の薬で歯周病が悪くなるって本当?
 

高血圧、歯周病ともに生活習慣病として、大変多くの方が罹患しています。両者を抱えている方も多い、といいますか年配の方ならほとんど両者を抱えていると考えます。

 

降圧剤の種類

 

高血圧(本態性高血圧)の薬の代表的な物には、次のような物があります。

 カルシウム拮抗薬

 アンジオテンシンII受容体ブロッカー(ARB)

 ACE阻害剤

 利尿剤

 β遮断剤

 α遮断剤

これら、個々の種類の中にも非常に数多くの薬剤が発売されています。医師が”高血圧”と診断し、降圧剤を処方するとき、これら数ある中でも、それぞれの患者さんに一番最適と思われる物を選択して処方するわけです。

 

カルシウム拮抗薬
 

降圧剤の中でも、カルシウム拮抗薬はもっともよく使われる降圧剤です。たとえばアダラートL錠(ニフェジピン)やアムロジン、ノルバスク(共にベシル酸アムロジピン)などです。これらを常用している方の中には歯肉肥大をきたす方がいます。歯肉肥大とは、いわゆる歯周病とは違って歯槽骨や歯根膜など歯周組織を不可逆的に悪化させるものではありません。しかし、歯周病を増長させる因子と考えていいでしょう。

 

カルシウム拮抗薬を服用中で、歯周病に困ってるがどうしたらいい?
 

カルシウム拮抗薬を服用中で、歯磨きしていると出血する、歯が浮いたような感じがする、口臭がする、などの症状が出ている場合はまずどうすればいいのでしょうか?

まず、内科の先生のところに行って

”薬をかえてください”

と駆け込むのは得策ではありません。前述の通り、内科の先生は患者さんに最適と思われる降圧剤を処方してくれているわけです。では、どうするべきかというと、まずは歯医者に行って歯周病のケアをしてもらいましょう。それでもいっこうに緩解しない場合は、歯医者さんと相談の上、内科の先生に手紙を書いてもらいましょう。たいがい、歯周病のケアでよくなる場合が多いみたいです。

 

 

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