歯周病
 

歯科医療の現場にいるとまだまだ歯周病の定期検診で歯科医院を訪れる方は少ないと感じます。平成11年の厚生労働省の調べでは75歳以上の方の無歯顎(歯が1本もない人)の割合は半数近くにも達していました。我々が歯を喪失する原因は30歳代を境に虫歯から歯周病に移行していき、全体的には歯周病が歯の喪失原因の第1位となっています。これほど歯にとっては恐ろしい病気なのになぜ歯周病で歯科医院を訪れないのでしょうか?

歯周病って何?

歯周病は痛くない

歯周病の原因

歯周病治療の流れ

歯周病は治るの?

歯周組織の再生療法

 

歯周病って何?
 

まずは、そもそも歯周病とは何かを考えてみましょう。なかなか簡単に言うのは難しいですが、

原因が存在する慢性の炎症性の歯周組織破壊

といえるでしょう。

歯周病はその原因が、PG(Porphyromonas gingivalis)に代表される歯周病原菌です。この歯周病原菌が歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の間の溝で活動して症状を引き起こすわけです。 もともと、健康な口腔内でプラークコントロールがしっかりできていればなかなか症状として表れません。これは何らかの理由でプラーク(その成分のほとんどが細菌の塊)がたまり、それを磨き残しとして放置しておいて引き起こされます。

歯周ポケット内に溜まった細菌は、歯茎を腫れさせ、歯を支えている骨を溶かしていきます。

 

歯周病は痛くない
 

前述の通り歯周病は慢性炎症です。そのため普段はほとんど痛みを感じません。これが多くの方に歯周病の定期検診に通う気をなくさせる原因の一つでしょう。これが何かの拍子に急性化して、歯茎がウミを持って腫れ、強烈な痛みが出て初めて歯医者に行くのです。

そこで歯科医は応急的にウミを持った歯茎をメスで切開し、鎮痛剤と抗生剤を処方して帰ってもらいます。これで大抵は痛みがなくなり、また痛みが出るまで歯医者に行かなくなる方もいます。しかし、このようになった原因を除去してやらないことにはいつかまた再発する可能性が高いです。再発しなくても歯周病は必ず進行していると考えてよいでしょう。

 

歯周病の原因
 

歯周病の原因は歯周病原菌であることは前述しました。しかしそれが溜まって増殖し活動する原因(2次的な原因)を考えてみましょう。これはある程度、想像がつくかもしれません。磨きにくい状況を考えてやればいいのです。

 虫歯

 不適合な被せ物や詰め物

 歯列不正

 歯石(歯ブラシではとれません)

などです。また、そもそも歯磨きの習慣があまりない、もしくは不規則である、なども原因と考えていいでしょう。

 

歯周病治療の流れ
 

歯周病治療はまず初期治療から入ります。歯周病の初期治療とは、その進行抑制のために、前項で述べた2次的な原因の除去をおこないます。スケーリングやルートプレーニングと呼ばれる歯石除去や虫歯治療、また歯磨き指導などもこれに入ります。

初期治療が終了し、再評価と呼ばれる歯茎の状態の検査を行います。歯周ポケットもだいたい2〜3mm程度で安定するとメンテナンスと呼ばれる数ヶ月ごとの定期検診に入ります。不幸にも歯周ポケットが安定しない場合は、歯肉切除術、歯周ポケット掻爬術、新付着術(ENAP)、歯肉剥離掻爬術(フラップ手術)などの歯周外科処置に入ります。これらの処置を行うためには事前によく歯科医師から説明を聞いておくとよいでしょう。歯周外科処置を終えると再び再評価を行います。以降、メンテナンス→再評価→メンテナンス→…と続いていきます。

 

歯周病は治るの?
 

ときどき、患者さんから、

”歯周病の治療はあと何回くらいで終わるの?”

という質問をされることがあります。そんなときはいつも答えに困ります。なぜなら、歯周病は治らない病気と考えてよいからです。いったん歯周病に罹患すると、あとは一生のお付き合いなのです。

唯一、歯周病が完全に治癒する例外があります。それは、すべての歯が抜け落ちたときです。歯が無いと、当然、歯周ポケットもありませんので、歯周病も進行しません。しかし、私たちはこのような状態を望んでいません。そうならないためにも、この治らない病気を進行させない努力をしなければいけません。

 

歯周組織の再生療法
 

いったん失われた歯槽骨(歯を支えている骨)は基本的にはもとには戻らないと考えていいでしょう。しかし、特別な処置をしてやると、元に戻る場合もあります。それは、

 GTR法(歯周組織再生誘導法)

 エムドゲイン

 骨移植

などです。

GTR法は、歯槽骨の失われた部分を人工の膜(メンブレン)で被覆し、その中に本来あるべき歯周組織を誘導するという手術です。

エムドゲインは、幼若ブタの歯胚から抽出したエナメルマトリックス蛋白質(EMD)をプロピレングリコールアルジネート(PGA)に溶かしたゲル状の液体です。これを歯周外科処置時に歯の根っこに塗布します。

骨移植はその名の通り、骨を別の部分から持ってくるわけですが、通常は自分の歯槽骨または顎の骨を移植に使います。

いずれの処置も技術と設備を要します。また適応症も限られますので、すべての方ができるとは限りません。一度、歯科医師に相談してみましょう。

 

オーラルケア用品(口臭予防品)販売のアルファネット
レオセーブC 90g
レオセーブC 90g
は、歯ぐきをブラッシング、マッサージすることにより症状を改善する歯肉炎、歯槽膿漏薬です。歯ぐきのはれ、出血、痛みなどの諸症状に優れた効果を発揮します。歯肉炎や歯槽膿漏の原因となる歯垢を歯や歯ぐきに沈着しにくくする効果もあります。爽やかな使用感で、使用後には口中がサッパリする黄色いペースト状で口臭も防止します。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

アセスL 185g
アセスL 185g

は、歯肉をマッサージしながら磨くことで、歯ぐきのはれ、出血、口臭、痛みなどを緩和する、マイルドなミント味の歯肉炎・歯ソーノーロー薬です。カミツレ、ラタニア、ミルラを配合。歯ソーノーロー、歯肉炎の原因となる「嫌気性菌」にすぐれた抗菌力を発揮して、歯ぐきの出血、はれ、口臭などをしずめます。研磨剤ゼロ。歯と歯ぐきのスキマ(歯周ポケット)にカスを残しません。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

アセス液 90ml
アセス液 90ml

は、歯肉炎・歯ソーノーローによる、歯ぐきのはれ、出血、口臭、痛みなどを緩和する、医薬品のマウスウォッシュです。30秒間の洗口で薬効成分が歯ブラシのとどきにくいすみずみまでいきわたり効果をあらわします。入歯の方の口臭にもおすすめです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

桂枝五物湯エキス顆粒
桂枝五物湯エキス顆粒

は、口内炎や歯根炎、歯そう膿ろうなどの口臭に効果を発揮する漢方薬です。口内炎や歯根炎、歯そう膿ろうなどの口臭は、口中の痙痛とただれや荒れを伴って現れます。本品は、こうした諸症状の治療を目的としてつくられた中国伝来の生薬製剤で、飲みやすい顆粒状になっています。15包入り。医薬品。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

新 デントヘルス 40g
新 デントヘルス 40g
は、歯茎や歯周ポケットに指で塗りこむ、塗布タイプの口中薬です。歯茎のはれ・出血・痛み・口臭・口のねばりといった、歯肉炎や歯槽膿漏の諸症状、口内炎に優れた効き目があります。高分子基剤PVPとCVP採用で、有効成分が歯周ポケット内にとどまり歯茎の奥まで浸透。優れた効果をあらわします。歯茎に塗りやすく、爽やかな使用感のゲルタイプ。医薬品。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
タニタ ブレスチェッカー グリーン
タニタ ブレスチェッカー グリーン
は、息を吹きかけるだけで簡単に口臭がチェックできる口臭チェッカーです。イラストで口臭レベルを6段階で表示します。食事の後や大切な人と会う前に自分では気付かない口臭のチェックを。ポーチの中、カバンの中でも邪魔にならないポケットサイズです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
超音波歯ブラシ エステナ
超音波歯ブラシ エステナ
は、軽くてスリムなボディで使いやすい、超音波電動歯ブラシです。ヘッド部に内蔵した振動素子から発振される毎秒120万回の超音波振動が、歯のエナメル質を傷つけずに表面だけではなく、ブラシ毛先が直接届きにくい歯の奥・隙間・歯周ポケットなどの歯垢を叩き出します。歯垢に潜むバクテリアなどを除去し、口内を清潔に保ちます。ブラシヘッドが交換できるので、ご家族全員でもお使いいただけます。無接点充電方式なので、水に濡れても安心です。

 

 医療情報 /  歯科情報 /  介護保険情報 /  健康情報 /  美容情報 /  ダイエット情報 /  開業情報 /  求人情報